キャベツ種子 YR天空
ワイアールテンクウ ~タキイ種苗/タキイ交配~
晩抽で玉の肥大性と在圃性にすぐれる初夏~夏どり種!
≪特性≫
●晩抽性・肥大性にすぐれた寒玉種
萎黄病に強く、晩抽性と肥大性にすぐれ、秋まきの初夏どりや、春まき夏どり栽培で能力を発揮する。
●密植栽培で玉ぞろい良好
草姿は中開性、外葉は大形で草勢が強く、生育は旺盛であるが、密植しても玉ぞろいがよい。
●玉は濃緑色、扁平球で形状安定
玉はツヤのある濃緑色。扁平球で形状の安定性にすぐれ、腰高球になりにくいので箱詰めしやすい。
●裂球遅く、収穫期幅は広い
結球後の裂球が遅く、高温期における腐敗も少ないため収穫期の幅が広く、市況に応じた有利な出荷ができる。
≪栽培のポイント≫
●肥培管理
本種は生育強健で吸肥力が強い。生育初期に外葉を作り過ぎると大玉となり、さらに熟期が遅れ、玉ぞろいを悪くする傾向があるので、元肥を2割程度少なくし、追肥で玉の充実を促進する。
●栽植株数
栽植株数は一般平暖地では、畝幅60cm、株間27~30cmの1条植えで、10a当たり5,500~6,200株、冷涼地では、条間45~50cm、株間33cmで、10a当たり6,000~6,700株植えを標準とする。
●育 苗
初期生育が進みすぎると扁平大玉になりやすいので、育苗期間は従来の品種より長くとり、茎がよくしまった、やや大苗を定植する。トレイ育苗では順化期間を2~3日長くとり、初期生育をじっくり進め、大株づくりしないような管理に留意する。
※育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。
作型表 栽培の目安としてご利用ください