インゲン種子 ケンタッキーワンダー
~サカタのタネ~
作りやすさで定評 人気の定番品種
≪特性≫
●さやの形から、「ドジョウ」とか「尺五寸」とも呼ばれる、つるありインゲン。
●莢は淡緑色、やや厚みのある平莢。莢面に多少凹凸ができるがスジがなく、かたくなりにくいので、おいしく食べられる。
●さび病に対して抵抗性を持つ。
≪栽培のポイント≫
●タネまき・植えつけ
インゲンだけでなく、エダマメやソラマメなどマメ科作物の連作を避け、日当たりと風通しと水はけの良い圃場を選ぶ。
うね幅100cm、株間30~40cmを目安に1か所3~5粒の点まきにしする。本葉1~2枚のころに間引きし、2m程度の支柱を立てる。
移植栽培の場合は、晴天で風が弱い日を選び、根鉢と植え穴に十分水やりして、浅植えにする。
●管理
追肥は収穫はじめから行い、花、莢がついてきたときや、収量が増加したときに遅れないようにする。梅雨後の高温、乾燥に備えて敷きワラをし、乾燥時には葉面散布や液肥を与える。
●収穫・保存・利用
莢がふくらみ、長さが15~17cmになったころが収穫適期。採り遅れや残しは、株の負担が大きくなるので、盛期には収穫を朝夕2回行い適期収穫をこころがける。収穫したインゲンは、鮮度が低下しないように日陰に置き、ポリフィルムなどで覆って水分の蒸散を防ぐ。
作型表 栽培の目安としてご利用ください