ホウレンソウ種子 ミラージュ
~サカタ交配/サカタのタネ~
強度の萎凋病耐病性、べと病R-1~7抵抗性の極濃緑剣葉春夏播きホウレンソウ
≪特性≫
●剣葉の一代交配種で、べと病R-1~7に抵抗性をもつ。
●極濃緑、平滑な剣葉で、葉先がとがり、はっきりと欠刻が入る。
●立性で収穫作業性にすぐれる。
●フザリウムによる萎凋病に対し、「アクティブ」以上の強い耐病性をもつ。
●適応作型は広いが、耐暑性にすぐれるので、温暖地、暖地の7月中旬~8月下旬まき、および寒冷地の7月中旬~8月中旬まきにとくに適する。
≪栽培のポイント≫
●適応性
適応作型が広いことも、本品種の大きな特長。夏まきのほかに、越冬~春まきにも非常に適する。
極晩抽品種ではないので、春まきは4月下旬まきまでとする。
●土づくりと施肥
完熟堆肥の施用と深耕は、ホウレンソウづくりの基本。連作障害を回避し高品質のホウレンソウを生産するために、ふだんから土づくりを心がける。
●播種
条間15~20cm、株間5~7cmのスジまきとする。高温期は遮光資材などを利用して地温を下げる。
●管理
「アクティブ」タイプの品種なので、土壌の乾燥には比較的強い。湿り過ぎると、かえって徒長しやすくなるので、過度の灌水には注意する。
作型表 栽培の目安としてご利用ください