カブ種子 あやめ雪
アヤメユキ ~サカタ交配/サカタのタネ~
極立性で玉ぞろいが良い
紫白のコントラストが美しい良食味品種
≪特性≫
●肌は肩の部分が鮮紫色、下の部分が白色。根部は腰高の偏円形で肥大性に富む。ひげ根はなく、尻もまとまりやすい。肉質はち密で甘みが強く、食味もよい。
●草姿は極立性で、葉の大きさは中程度、葉色は濃い。葉軸は太く、しっかりとしているので結束しやすい。裂根、変形は少なくス入りも遅い。
●萎黄病に耐病性を持つ。
●若どりでも玉形がまとまり、紫色も入るのでサラダの彩りにも面白い。酢漬けにすると2日ほどで肉全体が鮮やかな紫色に染まる。
≪栽培のポイント≫
●着色があまりきれいにならず、根形もくずれやすい盛夏期を除いてほぼ周年栽培が可能。10月中旬以降の播種はトンネル栽培、11月下~2月下旬までの播種はトンネル栽培もしくはハウス栽培が望ましい(温暖地)。根こぶ病耐病性は有していないので汚染圃場はさける。
●施肥量は元肥中心に10a当たり窒素、リン酸、カリそれぞれ10kgを標準とし、高温期には5割減、低温期は2割増の施肥とする。追肥は生育状況に応じて少量。
●栽植密度は15×15?pを標準とし、高温期は若干広めにする。
作型表 栽培の目安としてご利用ください